
現在、渋谷のイメージフォーラムで上映中の映画『ハーブ&ドロシー』を観てきました。
ニューヨーク在住のアートコレクターである老夫婦の半生を追ったドキュメンタリー映画。(ちなみに監督は日本人女性、佐々木芽生監督。)
アートコレクターというとお金持ちというイメージですが、こちらの映画にでてくるご夫妻は、郵便局員と図書館司書をしていたという、ごくごく普通のお二人。
慎ましく生活しながら、こつこつと約30年の歳月をかけて買い集めたアート作品は、いつしか世界屈指のコレクションに!
作品を数点売れば大富豪になれるにもかかわらず一作品も売ることはなく(4000点余りの作品を美術館に寄贈)、現在でも新婚当初から住み続けているアートで埋め尽くされた1LDKの小さなアパートに住んでいます。
純粋にアートが大好きでアートと暮らすお二人。
本当の幸せとは何かを気づかせてくれるような、とてもステキな映画でした。
いろんなアート作品がでてくるところも楽しめて面白かったです。
また、なによりもお二人がとってもキュート!
手をつないで歩いている姿がとても可愛らしく、愛おしかったです。
こんな風に夫婦で歳を重ねられたら幸せだなぁ。
⇒『ハーブ&ドロシー』公式サイト