
先日、パナソニック電工 汐留ミュージアムで開催中の『濱田庄司スタイル展』に行ってきました。
陶芸の人間国宝であり、民藝運動の中心人物としても広く知られている濱田庄司の、モダニストとしての暮らしについて焦点をあてた展覧会。
濱田家の食卓の再現などもあり、暮らしぶりを身近に感じることができて面白かったです。
とはいえ、やはり益子参考館でのほうがより身近に暮らしぶりを感じることができるので、また行きたいなぁと、あらためて。
そして、濱田庄司スタイル展を観たあとは松屋銀座で開催中の『柳宗悦展』へ。

こちらでは民藝運動の創始者、柳宗悦が見出した美しい器物、朝鮮時代の民芸、琉球や台湾の衣装や装身具など約250点が展示。日本民藝館西館(旧柳宗悦邸)の応接室を再現した展示もありました。
また、柳宗悦の長男である柳宗理デザイン作品も。
その他、雑誌「民藝」の表紙デザインがずらりとならんで展示。などなど、見応えたっぷりでした。
どれもこれも好みのものばかりで、じっくりと眺めては感心したり心躍らせたり。楽しい時間を過ごすことができました。
やっぱり好きなものを身近で感じられるのは幸せなことだなぁとしみじみ。
そして、柳宗悦展ではハガキとクリアファイルを購入。

雑誌「民藝」の表紙のクリアファイル、ツボすぎです。


松屋銀座での柳宗悦展は、9月26日(月)までですが、その後下記巡回予定みたいです。
→ 『柳 宗悦展 −暮らしへの眼差し−』
・横浜そごう美術館 2011年10月22日〜12月4日
・大阪歴史博物館 2012年1月7日〜2月29日
・鳥取県立博物館 2012年4月7日〜5月20日
・奥田元宋小由女美術館 2012年5月29日〜7月8日