渋谷の
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
『モディリアーニと妻ジャンヌの物語展』を観にいってきました。
今回の展覧会はモディリアーニの妻ジャンヌの遺族が秘蔵していた、モディリアーニとジャンヌの油彩、水彩、素描作品や、さまざまな資料とともに2人の愛と悲劇の軌跡を辿るというものです。
ふたりが出会った時、モディリアーニは32歳、ジャンヌはまだ18歳の画学生でした。
しかし、モディリアーニは、病魔に侵され35歳で早逝してしまいます。
そして、ジャンヌは第二子を宿したまま、彼の死の2日後にアパートの6階から身を投げ、ふたりは永遠に結ばれます。。。出会いから僅か3年という短い生活でした。
今回の展覧会では、ふたりが出会う前の作品から始まり、そして永遠の沈黙まで。。時の流れにそって展示されているので、まさに物語をみているようなちょっと切ない展覧会でした。
そして初めて観るジャンヌの作品。とても素敵でした。
その才能が世に認められることなく、短い人生を送ったことを思うと、なんともいえない悲しい気持ちになります。
すっかりふたりの物語に入り込んでしまった私。
今回は図録も購入してしまいました。
裏も素敵です。
→
『モディリアーニと妻ジャンヌの物語展』〜6月3日(日)
その後、以下巡回。
2007年6月9日(土)−8月5日(日) 札幌芸術の森美術館
2007年8月29日(水)−9月24日(月・祝)大丸ミュージアム・梅田
2007年9月29日(土)−11月5日(月) 島根県立美術館
2007年11月10日(土)−12月16日(日) 山口県立美術館
posted by
monsen
at
23:46
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アート