先日になりますが、3月25日まで開催の
『柳宗悦と丹波古陶』を観に
日本民藝館に行ってきました。
今回の展覧会では、日本民芸館の創設者でもある柳宗悦が晩年に精魂を傾けて蒐集してその美を語ったという江戸期の丹波古陶の展示や、その他大津絵、木彫諸品、刺し子や裂織、15〜19世紀の外国の工芸品などなど。。が展示されています。
どれも興味深いものばかりで、じっくりと見入ってしまいました。
中でも気になったのが、皮でできた羽織(趣があり素敵です)、柳宗悦の書、そして刺し子のあくとかけと足袋(とってもかわいい!)です。
展示されていたものは江戸時代のものなどが多かったのですが、時代を越えて今、目の前に存在していることが、なんだかとても感慨深かったです。
そして、今回のもう一つの目的。
日本民芸館の道路を挟んだ向かいに建つ、西館とも呼ばれる長屋門。(写真下)
こちらは旧柳宗悦邸で、会期中の毎月第2・第3水曜日と第2・第3土曜日に公開されています。
昨年も公開されていたのですが、都合がつかず来ることができなかったので、今回ようやく来ることができて嬉しかったです。
伝統的な日本のよさが感じられる空間がとても心地よく、またそんな和の中に洋の要素もあり素敵です。
天気もよかったので差し込む光がとてもきれいで、なんだかタイムスリップしてきたような。。。
楽しみにしていた書斎や食堂も見ることができて、大満足。
とても充実した時間を過ごすことができました。
そして、今回民藝館で購入したものは芹沢_介が特集されている『民藝』2003年4月号。
表紙もとてもかわいくてお気に入りです。
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『柳宗悦と丹波古陶』〜2007年3月25日
posted by
monsen
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23:16
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日記