昨日になりますが、
東京都現代美術館で12月24日まで開催されている
大竹伸朗展『全景』を観てきました。
小学生の頃の作品から新作まで約2000点の作品が展示されています。
噂どおりの膨大な作品たちに圧倒されっぱなしでした。
3階から地下2階まで様々な作風の絵とオブジェに埋め尽くされ、1人の人間からこれだけ沢山の作品が生みだされていることに驚きます。
屋上にも作品「宇和島駅」がありました。(写真下)
3階では小学生の頃の作文や少年時代のスケッチ類なども展示されていて、大竹伸朗さんの原点が垣間見れて面白く、また、30年間にわたりほぼ毎日製作されてきたという膨大なスクラップブックはとても興味深かったです。
他に特に印象に残ったのが、地下2階に展示されていた、澄みわたる北の空がイメージされた高さ11メートル幅17メートルの巨大な織物作品「北の空に浮かぶカタチ」です。
印刷のアミ点を織物で表現されたこの作品は、織物ならではの質感や色彩により生まれた独特の迫力と緊張感。すごかったです。観ていてドキドキしてしまいました。
そしてそして、なんと!偶然にも大竹伸朗さんご本人が登場し、生演奏が!
後から知ったのですが、
『クリスマス&クロージング特別企画!!』がちょうど昨日から始まっていたみたいです。
いきなりご本人が登場し、演奏が始まったのでビックリ。ちょうどその時間に居合わせれて、とても得した気分でした。
そして、また特別企画のひとつ。来場するともらえる「大竹伸朗描きおろし、ジャリおじさんサンタのクリスマス・カード」が写真下です。(可愛いです!)
あまりに沢山の作品があり、すべてをじっくり観てまわるには時間が全然足りず残念でしたが、とにかくこの沢山の作品を実際に観ることができ、また思わぬ生演奏もあり、心に残る展覧会になりました。
posted by
monsen
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23:58
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アート